ついに
少し前に新神戸で新幹線を眺めてきました。
今回、uwemaは「新幹線大回り」を使って、15分ほどではありますが東海道新幹線の最新鋭車両「N700S」に体験してきました。
その際に新大阪で撮影した車両たち、そして早朝の新大阪駅を少量の解説を交えながらギャラリー方式で紹介していきます。
N700Sの解説記事と新幹線大回りについては後日記事にします。
新大阪駅
いつもとちがう改札抜けて
朝早くの列車で新大阪駅に降り立ちました。
階段を登り、新幹線改札へと進みます。
詳細は後日書きますが、新幹線大回りは必ず有人改札を利用しなければなりません。駅員さんに変な目で見られるかもしれませんが、実際に一般の利用客と比較されると随分変な客ですから致し方ないでしょう。
とはいえ、JR東海の駅員さんはにこやかに対応してくださいました。ありがたや。
新幹線コンコースです。
一般的なコンコースですが、新幹線のコンコースとなると補正がかかってしまい、格別に感じられます。事実、お土産屋さんや駅弁屋さんが多く、人々はスーツケースを横に従えて歩いています。
皆さん一度冷静になってください。5~10分おきに、長距離特急が出発するんですよ?普通だったらありえません。しかもその特急は時速285km/hで走行し、遅延も殆どない。改めて考えてみると新幹線は効率と叡智を詰め込んだ技術の結晶であることがわかります。
いよいよ階段を登り、ホームに向かいます。この瞬間が一番緊張します。
Shinkansen
ここからはギャラリー方式で簡単な解説を交えていきます。
東京行きののぞみ号が停車していました。車両はN700ラージAです。
N700系は同じ顔に見えてその出自や経歴によっていくつかのグループに分けられます。
uwemaと同い年のN700系(2007年登場)の初期型は単純に「N700系」と呼ばれます。
その後、増備が続いていく中で顔はそのままの改良版が登場します。それこそが「N700A」です。最初から「N700A」として製造された車両には車両側面に大きな「A」が描かれており、こちらがラージAと呼ばれています。
一方、当初は純粋なN700系として登場し、その後N700Aと同じ水準に改良が行われた車両は車両側面に小さなAが描かれており、こちらが「スモールA」と呼ばれています。
以上、うんちくでした。
ここは新大阪で、バリバリの関西ですが、東海道新幹線がJR東海の管轄であるという理由で自動販売機のICロゴは当然のように名古屋圏の「Toica」となっています。ちなみに私はToicaの実物を見たことがありません。
奥のホームにN700Sが入線してきました。東海道新幹線の最新型です。最高時速の変化はありませんが、すべての座席にコンセントが設置されたり、停電時に自走できるバッテリーを搭載したりするなど、まさにこれこそが正統な令和最新版といったところでしょう。
我々が今使っているスマホなどは持って寿命は5年といったところですが、鉄道車両の中でも更新頻度が一番高い新幹線でも寿命は15年ほどです。この間のギャップが課題になっているのは確かです。
停車時間の都合上、少し予定を変更して、別のホームに入線していたN700Sを撮影することにしました。
N700Sのグリーン車を窓越しに。個人的な憧れです。
グリーン車はたとえ自由席の特急券を持っていても立ち入ることができません。グリーン車は「グリーン券を買った人のための空間」なのです。
とはいえ、16両ある編成の中間にグリーン車があるのですから、通り抜けたくなる気持ちは分からなくもないですが。普通車の人は入らないようにしましょう。
堂々としたシュプリームロゴ。
下のJRのロゴがオレンジ色の場合はJR東海が保有する車両、青色の場合はJR西日本が保有する車両です。
実は両者には明確な違いが存在しており、それが車内チャイムです。
JR東海の車両は「会いに行こう」のチャイム、JR西日本の車両は「いい日旅立ち・西へ」のチャイムです。
ようやく
新幹線は15年生きてきて3回乗りましたが、あまりに幼すぎたのであまり覚えていません。
ブロガーになって初めて新幹線に乗車しますが、京都鉄道博物館や新神戸で眺めていたものにまさか乗車できるとは夢にも思っていませんでした。
「努力すればのぞみは叶う」ですから、今度はグリーン車に乗れるように一層努力していきたいと思います。