about北陸本線(米原~敦賀)
北陸本線は、滋賀県の米原駅から石川県の金沢駅を結ぶ長距離の大幹線です。とはいえ、2024年のダイヤ改正以降は北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、並行在来線として金沢~敦賀間が「ハピラインふくい」に経営移管されるため、同区間は北陸本線ではなくなります。ということは、今回乗車した区間で北陸本線の全線完乗が達成する見込みとなりそうです。気分的には複雑です。
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路線図(米原~敦賀)
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使用車両
特急列車以外では223系や225系などが、特急用車両としては681系や683系などが使用されています。
乗車記
乗車した特急しらさぎの解説はこちら
米原駅に降り立ち、特急に乗り込んだは良いものの、一向に動く気配が有りません。どうやら近江塩津駅から新疋田駅までの区間に倒木があるとの情報が寄せられ、JRが確認を行っているようです。
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場所柄、かなり保線用の車が入りづらいからなのか、それとも情報通り倒木があるのか。本当に倒木なのであれば、かなり運転を見合わせることになります。
特急券は2時間以上の遅延の場合払い戻しが受けられ、しかも遅延を理由に途中で引き返すことになれば、無料で引き返すことができます。しかし、このような中途半端な遅延ではただただ我慢する他ありません。
後続の特急の乗客が、自由席になだれ込んできます。指定券は別の列車では、自由席特急券として通用しますので、みんなこっちにやってくるわけです。前から座っていたので席は確保できましたが、今後席を立つともう二度と戻ることはできないでしょう。
その間に検札が有りました。確認するのは特急券と、乗車券です。
特急券に入鋏してもらいます。
結局58分遅れで米原駅を発車することになりました。
個人的には760円を支払って90分乗車できるのですから、まあ良いでしょう。
さすが特急列車と言ったところで、JRの快速も転換クロスシートで十分快適ですが、それを上回る座席です。
車内は暖色系の室内灯に照らされ、いい感じの雰囲気を醸し出しています。
クッションもよく、760円の価値は十分にあるものです。
住宅地が辺りに広がりはじめ、列車は長浜駅に到着します。
長浜駅は一部列車が停車します。
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雨もやみ、列車は更に北上します。
加速するときも、大きな背もたれに支えられ、不快さは一切感じません。
次第に山が2方から迫ってきます。
山がまるで北陸本線と湖西線をまとめようとしているかのようです。
しばらくするとトンネルに入ります。これを抜けると近江塩津駅です。
かなり長いトンネルです。抜けたと思ったらまたトンネル、の繰り返しです。
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このあたりは上下線が別々のトンネルになっており、単線時代の名残を感じます。
そしてながいトンネルに突入します。抜けるのに結構な時間を要しました。かなりの疾走感です。
トンネルを抜けると新疋田駅を通過。鉄道撮影の名所です。列車は件の倒木の影響なのか、詰まっているのか、徐行運転で通過していきます。
敦賀はすぐそこです。やっと着く、といった感じでしょうか。サラリーマンの方がデッキへ向かっていきます。が、遅延の影響で敦賀駅は列車がどん詰まりですので、10分ほど待機しており、同じくデッキに向かった私はサラリーマンさんのため息を聞く羽目になりましたとさ。
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最後に
敦賀駅に降り立ちました。列車は金沢駅に向けて飛び立ってきます。この光景が見られるのも来年まで。そしてこのホームに特急が入線するのも来年までです。北陸新幹線延伸後は、乗り換えの利便性を考慮して、新幹線の真下に在来線特急用ホームが新設される予定です。旅情は時間にして伴って増加します(しらんけど)。新幹線には賛成ですが、現代の効率主義は、人間の心の余裕をどこか削り取っているような気がしてなりません。「見えない大事なもの」に気づいたとき、手遅れにならないようにするためにも、たまには時間に縛られないのんびりとした旅を楽しんでみるのも良いかも知れません。
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