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about山陰本線(京都~園部)
山陰本線は、名前の通り山陰地方を東西に横断する京都駅から山口県の幡生駅までを結ぶ長大幹線です。しかし兄貴分の山陽本線とは裏腹に、単線区間多数で山あり谷ありのある種のローカル線といった様相を呈しています。そのうち京都から園部までの区間は大都市京都の近郊路線として高架区間も存在し、複線電化となっており、太秦や嵯峨嵐山へのアクセス路線として機能しています。そのためか愛称は「嵯峨野線」です。嵯峨野線という愛称は今回乗車する京都~園部間においての愛称です。
路線図(京都~園部)
使用車両
普通列車としては221系・223系の諸番台が運用についています。特急列車は287系や京都丹後鉄道の車両が運用についています。
乗車記
京都~園部(各駅停車)
京都に降り立ち、観光客の中を縫うようにして進み、日本で一番大きい乗り場番号、31番乗り場に向かいます。まあ31も乗り場があるわけではないのですが。途中かなり欠番です。
阪和線色と新快速色の連結編成です。転属が進んでいるみたいですね。
山陰本線、もとい嵯峨野線はトロッコや嵐山のアクセス路線ですから、観光客でごった返しております。ですが時間帯なのか、通勤ラッシュの逆方向を進んでいるからか、普通に座れました。駅の構造上、後ろ(京都方)が混んでいました。なので先頭(園部方)を狙えば座れます。もっとも、これより酷い時なんてザラだと思いますが。通勤客と観光客がバッティングすると大変なことになります。
座席はJR西日本おなじみの転換クロスシート。とても快適です。
トイレもちゃんと用意されています。
さて、京都を発車。都会らしく、しばらくは高架のお世話になります。
列車は京都を出て最初の駅、梅小路京都西駅に到着します。
この駅は最近開業した駅で、梅小路蒸気機関車館改め京都鉄道博物館の最寄り駅となっています。
京都鉄道博物館を訪れた際の記事もぜひご覧ください。
大屋根が特徴的な二条駅に到着です。この駅には前に一度訪れたことが有りましたが、この大屋根の存在感が半端なかったです。特急停車駅ということになっています。
比較的長めの眺めの良い高架を降りてしばらくすると、嵯峨嵐山駅に到着です。
この駅からは嵯峨野観光鉄道が発着しています。
この先、嵯峨嵐山駅から保津峡駅のあたりはかつて絶景区間として著名でしたが、現在はトンネルを多用した新線に切り替わっています。
そのため旧線区間に嵯峨野トロッコ列車を運行し、絶景を楽しめるようにしています。
赤線が新線(JR)で、青線が旧線(嵯峨野観光鉄道)です。旧線が川に沿って敷かれていることがよくわかります。
嵯峨嵐山駅からしばらくすると保津峡に差し掛かります。こちらはJRですので、堂々とトンネルを使って駆け抜けていきます。
トンネルで突っ切るものの、ちゃんと途中に駅は存在します。
保津峡を越えると田園風景が広がります。そうかと思えばすぐに亀岡駅です。
亀岡駅は先述の嵯峨野観光鉄道の終着駅です。絶景は人々を集めるもので、写真はありませんが、列車からはトロッコの乗り場に所狭しと観光客が並んでいる姿を捉えることができました。
並河駅の側にはDD51が置いてありました。DD51は国産の幹線用ディーゼル機関車です。
やってきた対向は223です。
おそらく国道9号と並走します。
上の高架道は京都縦貫自動車道です。
園部駅に到着です。留置線もあり、乗り場も増え、さすが特急停車駅です。
折返し用の電車が留置されていました。
というわけで下車。嵯峨野線はここで終了です。
最後に
以上、山陰本線の愛称嵯峨野線区間の乗車記でした。都市間輸送というよりは地域間輸送がメインの路線となっています。事実、これから先の区間はますます閑散としていきます。次回は、そんな「先の区間」である園部~和田山間に乗車します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。よかったら別の記事も御覧ください。
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