目次
about323系
323系は、大阪環状線・ゆめ咲線の新型通勤車両として2016年にデビューしました。
大阪環状線は従来国鉄型車両の103系・201系で運行されていましたが、数十年の技術の差には目をみはるものが多く、デビューから早7年近くが経過してもその「新しさ」は色褪せることを知りません。
今回は、たまたまがら空きの323系に遭遇したので、チャンスを逃さまいと写真を撮ってきましたのでご紹介します。
車両紹介
外装
正面
JR西日本の最近のよくある顔です。似たような顔では東海道本線や阪和線などで活躍している225系が存在します。
大阪環状線伝統のオレンジを残しつつ、最新の車両らしさを取り入れたデザインです。
側面
ドアは1両に付き3箇所(いわゆる3ドア車)です。
本来、通勤・通学需要や観光客の方々も多数乗車する激混み路線の大阪環状線では4ドア車両を導入することが筋ですし、事実、前任者の103系や201系は4ドア車両でした。
あえてドアの数を減らしたことには理由があります。
実は、大阪環状線には、JR西日本の主要線区から様々な列車が乗り入れています。それらの列車は基本3ドアなのです。ドアの位置を合わせることによって、ホームドアを設置しやすくしたわけです。
行き先表示器
行き先表示器はもちろんデジタルです。多色に対応しており、路線のイメージカラーを表示できます。
ドア開閉ボタン
一定の条件下で乗客が任意でドアを開閉できるように、外側にドアのボタンが設置されています。基本的に使うことはめったに無いでしょう。
女性専用車両
女性専用車両が設置されています。誤乗を防ぐため、室内の照明の色が他の車両と異なっています。また、駅のホームには、乗車位置と共に、ここには女性専用車両が到着する旨が表記されています。
内装
車内全景
混雑路線で使用される車両らしく、車内にはロングシートが広がります。
座席
ロングシートには、1人ずつの区画がわかりやすいようにくぼみがついています。また、一定の間隔で仕切りが設置されています。
ドア横の仕切りは一回り大きなもので、横には何やらくぼみがあります。
このくぼみに腕を入れるといい感じのアームレストになります。
優先座席
優先座席は、モケットの柄が変更されていて、ひと目でそれと分かるようになっています。立ち上がりやすいようにするためか、それぞれに手すりが設置されています。
カーテン
カーテンはもちろん設置。段階的に固定できます。
荷物棚
座席上には荷物棚があります。荷物の取り忘れには注意しましょう。
つり革
一般的なつり革です。
車椅子・ベビーカースペース
車両の端部に座席が設置されていないエリアがあります。このスペースは主にベビーカーや車椅子を利用される乗客の方に向けたものです。
情報表示液晶
ドアの上部には、停車駅や運行情報などを表示する液晶が設置されています。
フリーWi-Fi(廃止)
車内ではフリーWi-Fiが利用可能です。(2024年度から廃止されました)
車内通報ボタン・ドアコック
車端部などに非常時に乗務員と会話できる通報装置と非常用ドアコックが設置されています。
非常灯
非常灯も設置されています。
消火器
消火器も、客室に設置されています。
最後に
大阪環状線は、その名の通り大阪の主要駅を輪でつなぐJR西日本の冠動脈です。この車両が初めてのJR西日本、という方も多いはずです。それにふさわしい設備、清潔さ、安全性がこの車両にはあります。
JR西日本は、車両を長く、大切に扱う会社です。この車両も例に漏れず、30年・40年と使われるのでしょう。
これから数十年先まで、末永く安全運行を続けてもらいたいものです。
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