今週のお題「自由研究」
自由研究って名前のとおり自由にいろいろできますよね。
小学生の時はめんどくさがり屋で家の時計に表示されている気温・湿度をひたすら記録して考察もせずそのままグラフ作って提出…なんていうヤバすぎ研究(もはや研究でもない)をしていたひねくれ者の私です。
ですが中学生になるとそうもいかなくなりました。
私が通っていた中学校の自由研究は特殊で、3年間一貫したテーマでガチ研究をして、更に最後には論文を書くというもの。
では通っていた中学校の自由研究のヤバさを紹介していきます。
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研究ノートの提出
一応1年生の最後にテーマ変更できる余地は残されていますが、我々生徒は3年間でルーズリーフ50枚の研究ノートを書いて提出する必要がありまして…
1年生のときに20枚書かないといけないんですがそれを無駄にするのももったいないということで…結局3年間同じテーマで研究しました。(でも結局3年生の最後に研究ノートが提出不要になりました←おい!)
研究ガイダンス
研究を始める前に、様々な研究のルールについてレクチャーされます。引用の際はこういう書式でないとだめ、とか、参考文献の書き方はこう、とか、相関係数・偏差やそれに対応するスプレッドシートの関数を叩き込まれます。13・14歳にこれ教えるんか。一番言われたのは、「研究と調べ学習は異なる」という点でした。私の小学生のときの自由研究は調べ学習ですね。
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ゼミ
研究のテーマは人それぞれですが、研究の大まかな分野によってゼミに振り分けられます。3年間で所属が変わる人もいればそうでない人も居ます。私のゼミ担当の先生は2年生になるときに一回変わっただけです。
正直ゼミガチャを成功させればこっちのものです。先生によっては前述の研究ノートの提出が頻繁にあったりするので地獄ですが、私を担当してくださったA先生は研究ノートの提出はゼロ。しかも最低限の拘束時間で我々を開放してくださいました。その先生は英語担当なのですが、なぜか心理学のゼミでした。大学の専攻が関係してるんですかね。
ゼミに所属するのは同じようなテーマの仲間なので、意見交換したりします。1年生から3年生までごっちゃになってるので先輩や後輩と仲良くなれます。その時仲良くなった先輩とは今でも敬語無しで呼び合う仲です。
ちなみに私の研究テーマは「国民性が喧嘩の発生に及ぼす影響」だったかな。名前だけイキってますが実際は同級生に比べれば大したことない内容ぺっらぺらの研究です。
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研究方法
理系のテーマと文系のテーマによって研究方法は変わってきます。理系なら理科室の実験器具を借りていろいろしてましたね。私はどちらかといえば文系でしたので、みなさんが思う研究とは少し違ったものをしていました。
文系研究は調査がメインです(違うものもあります)。調べ学習にならないよう、自分なりの仮説を持って調査に挑みます。研究に必要な調査はあの手この手で行います。街頭インタビューやインターネットを使ったアンケート調査もします。
私はめんどくさがりやなのでGoogleフォームのお世話になりました。しかし名前も知らない後輩にQRコードを配る作業は大変でした。しかもめっちゃ配ったのに回答数少なかったり。母数が少ないと後々ツッコまれるので大変なんですよ。
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地獄の発表会
でそれよりも大変な、我々の自由研究最大の関門は発表会です。単なる発表会じゃないんですよね。だってみんなガチの研究してますから。波長がどうのこうの、色と記憶力がどうのこうの、関西の学校なのに福岡まで行って取材した人も居ます。
だから発表会じゃなくて学会発表ですね。真面目にやってない人は馬鹿みたいに怒られてました。
しかもこの発表会、1年に2~3回あるんですよね。中間発表もあったりして、これを自由研究と呼ぶのかと。学年優秀者は学年発表もします。私は一度も選ばれませんでした(そりゃね)。
大変な発表会でしたが、この発表会のおかげで自分のスライドの品質が向上したことは確かです。
論文執筆
論文も大変でした。論文は「必須提出物」です。必須提出物とは、これを落とすと色々やばい状況になる最高ランクの提出物です。
期日も大事だし、中身も大事です。なんせ内容が…(以下略)。ゼミに寄っては窃用チェッカー使って不正をあぶり出していました。あ、ちゃんと最低文字数ありますよ。
でも結局最後にはそれなりのものに仕上がって、ちゃんと冊子に綴じられました。なんでも後輩がいつでも先輩の論文を覗くことができるように図書室に保管されるそうで…後輩たちよ。間違っても俺の論文は見るなよ!
以上、uwemaの自由研究でした。
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