ちょっと良いインク
「色彩雫」は、筆記具メーカーのパイロットが販売している万年筆用のインクシリーズです。
日本が誇る和の情景を表す24色がラインナップ。
基本はボトルで販売されています。(ミニボトルもあり)
そのうち人気の12色がカートリッジインクとして発売されています。
パイロットのインクなので、パイロットのカートリッジ対応であればほとんどの製品で利用できます。
今回はカートリッジタイプを購入しました。
同社には色彩雫の他にもスタンダードなカートリッジインクも存在します。私も「ライティブ」にブルーブラックを挿して書いていました。
かなり高価なインクで、高校生の筆者としては少し怯んだのですが、色が良いなぁと思って購入することに。
とはいえコスパも考慮する必要がありますので、実際に開封して使用してみましょう。
開封の儀
学校帰りに丸善で購入しました。
外箱は銀色で色味が帯で印刷されています。
今回購入した「紺碧(こんぺき)」は、やや青みを帯びた黒色、とのことですが、かなり青いです。
もし私が幼い頃にこのインクをレビューしていたのなら、水色と紹介するでしょう。
横にスライドさせて、開封。カードリッジが6本入っています。ローマ字で色の名前も印字されています。あとは説明書とかです。
早速使用してみた
とりあえず手持ちの「ライティブ」に装着。水洗いしていて良かったです。
しばらくすると鮮やかな青みを帯びたインクに染まっていきます。
その後「カスタムカエデ」にも装着して、試し書きをしてみます。
いい色です。黒の要素が一切ない青色というべきでしょうか。夏の手紙に添える挿絵に使えそうな色です。
続いて地理のノート(ルーズリーフ)で使用してみました。見やすいです。流石に色分けはしたほうが良いですがね。
再度購入するか?
問題は価格です。確かにこの色味は魅力的ですが、6本990円。一方ベーシックなインクは12本400円です。
筆者の場合、学校でもガシガシ使っているので、インクの消耗具合が半端じゃないんですよね。
価格差を考えると、かなりお財布に余裕がない限り再び購入することはないと思います。まあこのあたりの話は各々の金銭感覚によるところが大きいですが、少なくとも私はしばらくブルーブラックにしようかと思います。
しかしそこまで万年筆を使用することがなく、色味にこだわりたい方は購入されても損はしないと思います。本当にいい色です。
興味がある方はぜひ。