about中之島線
京阪中之島線は、2008年に開業した京阪天満橋駅から分岐して中之島へと向かう路線です。地下を走行し、雰囲気は完全に地下鉄です。
中之島線自体は、想定よりも利用者が少なく、当初乗り入れていた優等列車も姿をほとんど消すことになり、現在昼間は15分に1本と大都市郊外かなという本数になっています。
その理由は中之島線が盲腸線、すなわち終着駅でどの路線にも接続していない路線であるためです。また、中之島線は東西を結ぶのに対し、大阪の主要な流れはキタ・ミナミ・天王寺の南北方向であり、これらと中之島を結びつけていないことも一員であると推測されます。
2031年には難波~中之島~うめきた新駅を結ぶ「なにわ筋線」が開業します。これを期に中之島線も大変貌を遂げるのではないでしょうか。
今回は、京阪本線直通の列車が設定されている京橋駅から終点の中之島駅まで利用しましたのでご報告。
乗車記
京橋駅
毎度おなじみ京橋駅です。
昔から変わらぬこの階段とエスカレーターです。
京都方面はホームドアがついてますが、中之島方面はついていません。
青のプレミアムの入線です。
ドア付近の座席にはシートヒーターが装備されているそうですね。
赤のプレミアムに乗車したときの話はこちら。
この列車で中之島まで行けたら最高なんですが、特急や快速急行は中之島線をめったに走りません。
なので乗るのはこっちです。
普通の通勤電車です。でも都会という感じがしますね。
こんなディスプレイは近鉄の通勤電車ではめったに見かけません。
京阪の車両にはお守りがついています。今度乗車される際はぜひ見つけてみてください。
京橋を発車。
これぞ水都大阪ですね。
天満橋駅
ブレブレで申し訳ないです。この駅から京阪本線を離れ、中之島線に入ります。乗り換え的には京橋が便利らしいです。
なにわ橋駅
電車はなにわ橋駅に到着しました。中央公会堂の最寄り駅です。中之島は東西に長く、名所が点在しています。なので降車駅には注意が必要です。
大江橋駅
発車するとすぐに大江橋駅に到着。石材と木を用いた柔らかな光が照らす空間は、まさに洗練された中之島にふさわしいデザインと言えるでしょう。
駅間は大都市らしく短めで、2駅ぐらいなら歩いたほうが電車を待つより早そうです。
渡辺橋駅
次の駅は渡辺橋駅です。
近くには大阪メトロの路線があり、交点に駅を作れば良さそうですが、なぜか交点に駅は存在せず、近くの大阪メトロ肥後橋駅が連絡駅になっています。移転がめんどくさいんですかね。歩いてもすぐですし、費用対効果が見込めないからでしょうが、それが中之島線の魅力を低下させているのもまた現実です。
日中ということもあり、混雑は見られませんでしたが、一応大阪の最都心部のはずです。
中之島駅
そんなこんなで中之島に到着です。構造から延伸可能であることがムンムン伝わってきます。
ホームドアはありません。
人の大量移動とか、そんなものは一切ありませんでした。
時刻表です。
都心あるあるですが、通路が長すぎて1駅分ぐらい歩けそうです。
地下駅なので、駅舎にこれと言った言及もできないんですが、中之島線の駅出入り口に共通することとして、とてもおしゃれです。こんな洒落てる出入り口は初めてです。中之島にお似合いの入り口です。
すぐ近くでは、なにわ筋線の工事が着々と進んでいました。
最後に
今回は京阪本線から分岐して中之島へ至る中之島線について紹介しました。中之島線は車窓を楽しめるわけではなく、周辺路線へのアクセスも決して良いとは言えませんが、東西方向への移動には大変便利ですし、中之島駅はホテル直結(リーガロイヤルホテル)です。リーガロイヤルに宿泊される方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。よかったら別の記事も見ていってください。
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