※この記事は複数回に分けて取材を行った上で執筆しています。
目次
この記事はマリンライナーの「グリーン車指定席」を紹介する記事です。
- 青春18切符でも追加料金のみで乗車できる「普通車指定席」
- 最も座席数が多い「普通車自由席」
の様子は…準備中ですのでしばらくお待ち下さい。
説明はすっ飛ばして、早く車内の様子を見たい!という方はこちらをクリックしてください。
aboutマリンライナー
快速マリンライナーは、岡山駅と高松駅を瀬戸大橋線を経由して結ぶ快速列車です。
本州と四国を結ぶ橋は3ルートありますが、鉄道が通っているのは児島坂出ルート、すなわち瀬戸大橋のみで、岡山県・香川県の通勤・通学需要はもちろんのこと、岡山駅での新幹線との接続を生かした観光需要にも応えるJR四国の代表的な列車かつ、稼ぎ頭でもあります。
そんな快速マリンライナーは、その需要に応えるため、快速列車では珍しい3つの種類の座席を用意するなど、JR西日本・JR四国両社の力の入れようがわかります。
マリンライナーの活躍もあって、瀬戸大橋線の累計利用者数は3億人を突破。これからも瀬戸内を彩る列車として駆け抜ける快速マリンライナーの「グリーン車指定席」を、写真と図をたっぷり使って紹介していきます。
運行区間
岡山~高松
大きな丸で表示している駅がマリンライナーの全列車が停車する駅です。
小さな丸で表示している駅は時間帯などによっては停車しない駅です。
車窓のハイライトはなんといっても瀬戸大橋(児島駅~坂出駅の間)でしょう。
使用車両
大半のマリンライナーは5000系と223系が連結して運行されています。
5000系のみのマリンライナーは存在しませんが、223系のみのマリンライナーが少数ですが運行されています。
車両編成
- 普通車自由席
- 普通車指定席
- グリーン車指定席
の三種類の座席が設定されています。
基本的に5両編成での運行が多いですが、普通車自由席を2両削減した3両編成で運行されたり、逆に普通車自由席を2両増やした7両編成で運行されることもあります。
また、早朝の一部列車などでは普通車自由席のみの2両編成での運行も行われています。
座席ごとに機能や設備はどう違う?
3種類の座席の主要な機能や設備をまとめてみました。
(横にスクロールが可能です)
マリンライナー | 普通車自由席 | 普通車指定席 | グリーン車指定席 |
座席 | 転換クロスシート | リクライニングシート | |
コンセント | なし | ||
Free Wi-Fi | △(電波は飛んでいる) | 使用可能 | |
テーブル | なし | あり | |
車椅子対応席 | なし | あり | なし |
着席保証 | なし | あり |
こうしてみると座席ごとの機能の差はかなりあることがよくわかります。
御自身の予算等に合わせて最適な座席を選んでください。
マリンライナーのグリーン車は青春18きっぷで乗車できない
故に本来は青春18きっぷで乗車可能ですが、マリンライナーには3種類の座席があります。
青春18きっぷで追加料金を支払って乗車できる区分は、
- 普通車指定席(快速マリンライナー、A-SEAT、快速あいづなど)
- グリーン車自由席(首都圏の普通列車などに連結されている普通列車グリーン車、JR九州の特急用車両を使用した一部の普通列車など)
- ホームライナーなど
となっていますから、グリーン車指定席は対象外です。
普通車指定席は追加料金を支払うことで、普通車自由席は青春18きっぷのみで乗車できます。
Free Wi-Fi
Free Wi-Fiが利用可能です。
この記事はマリンライナーの「グリーン車指定席」を紹介する記事です。
- 青春18切符でも追加料金のみで乗車できる「普通車指定席」
- 最も座席数が多い「普通車自由席」
の様子は…準備中ですのでしばらくお待ち下さい。
車内紹介
外装
外観
223系の両数のほうが圧倒的に多いのですが、マリンライナーと言われるとこの顔(5000系)を思い浮かべます。
行き先表示器
多色対応のデジタル式行き先表示器です。
内装
グリーン車指定席車内
車内全景
グリーン車は1号車の2階部分ですので、少し屋根が低く感じます。首都圏の「普通列車グリーン車」に似たものを感じます。
座席
青を基調とした座席はさすがグリーン車と言うべき安定感があります。
パノラマ座席
1号車の高松寄りの車端部はパノラマ座席が設定されています。料金は一般的なグリーン車と変わりませんが、何より瀬戸内の開放的な景色を思う存分味わえますので、かなりの人気席です。
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- 青春18切符でも追加料金のみで乗車できる「普通車指定席」
- 最も座席数が多い「普通車自由席」
の様子は…準備中ですのでお待ち下さい。
コンセントなし
コンセントは設置されていません。
リクライニング
リクライニング機能が搭載されています。角度はそれなりといったところでしょうか。
リクライニングはボタンとレバーの2つの機構で作動させます。
ボタンは座席の角度を、レバーで座面のスライドが行えます。
座面スライドはやらなくても良いですが倒れてる感が結構増します。
テーブル
背面テーブルが装備されています。一般的なサイズで、ノートパソコン(13インチ)も余裕で置いておけます。
実際に乗車した際にもビジネスマンの方が仕事をされていました。
最前列の座席は前に座席がないため、代わりに固定式のミニテーブルが設置されています。
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- 青春18切符でも追加料金のみで乗車できる「普通車指定席」
- 最も座席数が多い「普通車自由席」
の様子は…準備中ですのでお待ち下さい。
背面ポケット
雑誌や新聞などを入れておける背面ポケットが装備されています。
フック
お土産袋などを掛けておけるフックが設置されています。
アームレスト(肘掛け)
座席中央のアームレストは跳ね上げることができます。
枕
どっしりとした枕が装備されています。
カーテン
カーテンは上から引き下ろすタイプで、無段階で調整が可能です。
窓際
窓際にはちょっとしたものを置いておけます。マリンライナーでは、発車直前に指定席券を購入した方や車内で指定席券を購入する方に対して検札を実施していますので、切符を置いておけばすぐに提示できます。
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- 青春18切符でも追加料金のみで乗車できる「普通車指定席」
- 最も座席数が多い「普通車自由席」
の様子は…準備中ですのでお待ち下さい。
窓
2階建て車両ですので窓が湾曲しています。空の眺望も楽しめます。
荷物置き場(棚)
車高の関係か、座席上部に棚が設置されていないため、比較的大きな荷物は荷物置き場に置いておくことになります。貴重品は御自身で持ち歩くほうが賢明でしょう。
座席番号
指定席ですので、座席番号をよく確かめて着席しましょう。
ブランケット
グリーン車のみのサービスとして、ブランケットを借りることができます。
情報表示液晶・トイレランプ
停車駅などを表示するモニターが車両端部に設置されています。
その他の設備
トイレ
トイレは普通車指定席と共通ですが利用可能です。
ゴミ箱・消火器
ごみはごみ箱に捨てましょう。
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- 青春18切符でも追加料金のみで乗車できる「普通車指定席」
- 最も座席数が多い「普通車自由席」
の様子は…準備中ですのでお待ち下さい。
最後に
今回は本州と四国を結ぶ主要列車の1つである快速マリンライナーの「グリーン車指定席」を紹介しました。
高松駅~岡山駅のグリーン車指定席の料金は、乗車券に「+1000円」となっています。
全区間乗車しても1時間以下の乗車時間ではありますが、指定席であるということを考えれば、高額すぎるということは無いでしょう。
マリンライナーに乗車される際は、ぜひ「グリーン車指定席」の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
参考文献
JTB小さな時刻表(2024年春号)
車両情報<マリンライナー>:JR四国(2024年4月7日アクセス)
この記事で使用している画像・図表はすべて「uwemaの日記」によって独自に撮影・作成されたものです。
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