about近鉄週末フリーパス
近鉄週末フリーパスは、近畿日本鉄道が発行するフリーパスです。
近畿日本鉄道(近鉄)は、近畿2府4県に路線網を持つ日本最大の私鉄です。
西は大阪、北は京都、東は名古屋・伊勢志摩、南は吉野など、近畿の名だたる観光地を網羅しており、近畿一円の交通網を支えています。
そんな近鉄のすべての路線に3日間乗り放題となる最強の切符が「近鉄週末フリーパス」なのです。
有効期間
土日を含む連続する3日間使用可能です。
発売期間
使用開始日の1ヶ月前から発売されています。前売り限定ですので、乗車日当日には購入できません。
発売箇所
近鉄の各種窓口、駅に備え付けの特急券券売機などで購入が可能です。
また、インターネットで切符を購入して郵送で自宅に届けてもらえるサービスもあります。関西以外にお住まいの方にとっては便利です。
利用できる区間
近鉄のすべての路線(生駒ケーブル含む)が利用できます。また、葛城山ロープウェイが半額になる割引券も付属します。
利用可能な種別
近鉄には様々な種別があります。
なお、この種別がすべての路線に存在するわけでは有りません。例えば、区間急行は南大阪線にしか設定されていませんし、湯の山線には特急が運行されていません。
このうち、近鉄週末フリーパスでは、特急以外のすべての種別が利用可能です。
また、特急券を別に購入すれば、特急に乗車することも可能です。
近鉄特急の料金体系や座席については、下の記事を御覧ください。
値段
4400円(子ども半額)
使い方
購入時には様々な券が同時に発行されますが、いちばん重要な券は上の写真のやつです。自動改札機に直接投入できるようになっています。IC専用改札には対応していませんので、磁気券の投入口に入れましょう。
また、自動改札がない駅でも、係員に見せればOKです。
単なる往復でも利用しよう!(裏技的利用法)
この近鉄週末フリーパスはその名前から、旅行や乗りつぶし用に思われがちですが、出張中のサラリーマンにだって効力を発揮します。
例えば、大阪難波から近鉄名古屋駅までの乗車券金額は、往復で5720円ですが、近鉄週末フリーパスならそのまま4400円で済みます。火曜日から木曜日までの利用に関しては使えないものの、月曜日や金曜日、休日の商談にはもってこいです。
乗車券金額が片道2200円以上になる場合は、ぜひ有効活用しましょう。
また、このきっぷとは別に、2日間のフリーパス(近鉄全線2日間フリーきっぷ)が発売されています。(現在は発売を終了しました。)
最後に
以上、近鉄週末フリーパスのご紹介でした。3日間日本最大の私鉄の全線に乗り放題で4400円は安すぎます。長距離の移動には特急券を別途購入するだけで特急で快適に移動できる優れもの。ぜひご利用ください。