(この記事は案件っぽさがムンムンしますが案件ではありません)
about紙の時刻表
今どき時刻表といえば、駅に掲示されている列車の発車時刻表を指すことが多いですが、世の中には、「分厚い」時刻表が存在します。「分厚い」時刻表とは、その路線を運行するすべての列車の停車時間、運行区間、種別などがわかるようになっている冊子状のものです。基本的に紙で発行され、書店に並びます。
現在紙の時刻表は、乗換案内アプリなどの普及により発行部数が減少しており、すっかり「過去の遺産」と思われがちですが、これが意外と便利です。
今回は、私の愛読書でもある「JTB小さな時刻表」の魅力を解説していこうと思います。なお、著作権の関係上写真が少ないですが、ご容赦ください。
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JTB小さな時刻表(uwema愛用)
紙の時刻表の魅力
魅力1:次の電車がわかりやすい
時刻表は、その名の通り「表」です。そのため、次の電車の種別、運行区間、時間がすぐに分かるというメリットがあります。
乗換案内アプリでは、列車を選択した上で、いちいち確認しなければなりませんが、時刻表では、最初から「一覧」で表示されますから、列車の比較がし易いというわけです。
魅力2:路線図も掲載
紙の時刻表には、ただ単に時刻が掲載されているだけでなく、路線図も掲載されています。この路線図から該当路線のページを検索することも可能です。
乗換案内アプリでは、ただ単に路線名を表示するだけなので、他のルートと比較する際には路線図は便利です。
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魅力3:主要駅の案内図を掲載
迷いやすい主要駅の案内図が掲載されています。出口だけではなく、商業施設やホテルなどの情報も表示されています。また、各路線の乗り換え時間も記載されています。
魅力4:時刻は鉄道だけでない
時刻表にもよりますが、私が使用している「JTB小さな時刻表」には、長距離バス(夜行バス含む)・長距離フェリー・私鉄各線の時刻・航空路線の時間まで記載されています。異なる交通手段を1つの冊子で比較できるのでとても便利です。
魅力5:期間限定のきっぷや列車に強い
時刻表は月間や季刊であることがほとんどです。その季節の臨時列車は特集で記載されています。また、期間限定のきっぷやフリーパスなども記載されているので、最新の情報がすぐに入手できます。
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紙の時刻表のデメリット
ここまで紙の時刻表のメリットを書いてきましたが、万能に見える紙の時刻表でもデメリットは潜みます。
デメリット1:かさばる
様々なサイズが用意されていますが、一番小さいサイズでもけっこうかさばります。
デメリット2:料金計算が面倒
新幹線や特急列車は記載されていますが、普通列車の各駅間などでは、料金の計算が面倒です。具体的には、記載されている営業キロなどをチェックして、駅間の距離を計算し、それが「幹線」か「地方交通線」か、それとも双方にまたがるのかを確認します。その後、それぞれに応じた運賃表を当てはめ、ようやく値段が決定します。
しかも、特例の運賃が適用される場合も結構あるので、それを加味して計算…となるとかなり面倒です。
大人しく、ここは乗換案内アプリで計算しましょう。特例も含め、素早く正確に計算してくれます。
デメリット3:有料
時刻表は無料でもらえるわけではありません。多くの場合、年間数千円の出費が見込まれます。年に1度の小旅行のためにわざわざ時刻表を買う必要はないでしょう。安いかわりに範囲が限定的な時刻表も存在します。コスパを考えて購入しましょう。
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使い分けが必要
結局のところ、乗換案内アプリにも紙の時刻表にもそれぞれ良い点が存在します。
旅行の計画や急な予定変更などには時刻表を使い、料金の計算などには乗換案内アプリを使うと良いでしょう。
私uwemaは高校生ですから、授業中に熱心に参考書を読んでいるふりをして時刻表を読んでいます。
時刻表で計画を立て、計画通りになるように乗換案内アプリに経由地と時間を入力し、運賃・料金を計算して、「ガイド・アラーム機能」を使って乗り換え前に通知が来るように設定しています。
両者をうまく使いこなせば、鉄道旅行が数百倍楽しくなりますよ。
JTB時刻表には様々な種類がありますので、ぜひ書店で手にとってみてください。
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