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<2023年最新>万博輸送の主役車両となる大阪メトロ400系の車内を徹底解説!注目の充電スペースも紹介!

目次

about400系

2025年に開催予定の大阪万博ですが、国内外からたくさんの方がいらっしゃいます。となると、会場まで人々を運ぶことが必要となってきますが、バスでは心許ないです。

となると、大量高速輸送が可能な鉄道となるわけです。

万博の会場は大阪湾の埋め立て地である「夢洲」です。同地には鉄道の路線は通っていません。そこで、付近の「コスモスクエア駅」まで路線がある大阪メトロ中央線を延伸し、夢洲までの輸送を行うことになりました。

OsakaMetroは、万博という新技術の殿堂にふさわしい、最新技術をつぎ込んだ車両である400系を製造し、2023年6月25日から1編成が中央線で運行を開始しました。

今回は、偶然コスモスクエアで遭遇した400系を取材し、内部の様子を紹介していきたいと思います。

運行区間

大阪メトロ中央線コスモスクエア~長田)と、中央線と相互直通運転を行っている近鉄けいはんな線(長田~学研奈良登美ヶ丘)を走行します。

車両の詳細

正面

400系

ロボットのようなデザインの車両です。

行き先表示器

もちろんデジタル

行き先表示器はもちろんデジタルで、多色に対応しています。

ドア

ドア

至って普通のドアですが、色をうまく使い分けて、シンプルながらも万人が理解しやすい色彩配置です。外国人のお客さんに理解してもらいやすいです。

座席

座席には2つの種類があります。

1つはロングシートです。進行方向と垂直に設置されるよくある座席です。

ロングシート

従来の形式に比べてより「1人分の座席の範囲」がわかりやすくなった印象です。

2つ目はクロスシート

進行方向と平行に設置される座席です。OsakaMetroでは初採用です。

クロスシート

混雑時のことを考えてか、クロスシートは1人分ずつ設置されています。

クロスシートの向きは固定です。転換式ではありません。

背もたれはクロスシートにしては小さめで、足元も広くは有りません

足元は狭い

しかし、乗ってもせいぜい20分程度の地下鉄ですから、掛け心地についてうるさく言うつもりはありません。

抗菌加工

ちゃんと抗菌

最近のトレンドです。

情報表示ディスプレイ

2画面


ディスプレイは2画面で便利ですが、400系だけとかそういうことではなく、OsakaMetroで2画面は特段珍しい装備では有りません。

つり革

つり革

つり革は普通です。

車椅子スペース

わかりやすい

ベビーカー、車椅子用スペースは存在感がはっきりしていてわかりやすいです。

通路

普通

通路は特段従来車両との差異はありません。

充電スペース

なにやら「匂う」スペースが目に飛び込んできました。

不思議な一角

なんとUSB-Aポートの充電スペースが備え付けられました。

充電

世界的にはUSB-Cの流れなので、今後改装されるのかが気になります。

フリーWi-Fi

TOP
速度
フリーWi-Fi

フリーWi-Fiが使用できます。御堂筋線でも導入されています。

場所によって回線速度は変動しますが、概ね良好な数字です。ネットサーフィンなら余裕です。

最後に

以上、400系の紹介でした。OsakaMetroは大都会大阪の地下鉄というだけあって、もとから車両設備の水準は高いです。ですから今回の400系も(顔を除けば)正統進化なのかな、と管理人は捉えました。

しかし、充電スポットとフリーWi-Fiなど、利用者にとって「あったらいいな」を見事に叶えてくれる、安心と信頼の万博輸送ニキであることは、その力強い顔からはっきりと受け取ることができました。

現在編成数が少ないので乗車の機会は少ないかもしれませんが、見かけたらぜひ乗ってみてください。

 

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